しわ・たるみ 福井市の佐藤整形形成外科・美容医療|ボトックス ヒアルロン酸注射 など

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しわ・たるみ

お顔の「しわ」や「たるみ」は皮膚だけでの問題ではありません。
年を重ねるとともに、お顔の骨や脂肪、筋肉、脂肪といった組織は萎縮していきます。この結果、顔の上の方から下に向けて顔の組織がたれ下がり、顔全体の構造が変化することによって「しわ」や「たるみ」は生じます。

これらの「しわ」や「たるみ」の原因を評価し、自然な仕上がりをモットーに形成外科専門医が治療を行っております。

ご存知ですか?しわ・たるみには種類に合わせて治療法があります。

眉間や目尻の「表情じわ」

表情が変化するときに、筋肉を動かすことなどが原因でできてしまうのが、表情じわ。イライラした時や細かい文字を見る時、笑った時などにできる眉間や目尻のしわは、何度も同じ表情を繰り返しているうちに、くっきりと消えないしわになります。

「表情じわ」にはボトックス注射

ボトックス注射とは、ボツリヌス菌が産生する筋肉の収縮を抑制する作用をもつ毒素を薬品として精製したものを使用します。国内においても、顔面けいれんや両脇の重度の多汗症などに保険診療が認められている治療法です。ボトックスを注射し、しわの原因となる表情筋をリラックスさせることで、表情しわを改善します。主な治療部位は、ひたいや目尻、眉間の表情じわです。ボトックス注射の持続期間は約6ヶ月です。

当院では厚生労働省の認可を受けているアラガン社のボトックスビスタを使用しています。

ほうれい線などの「たるみじわ」

お顔の骨や脂肪が減少し、筋肉が衰えることで下垂してできる、たるみ。それが、表情の変化と関係なく深く刻まれるのが、たるみじわです。お顔が痩せたり、こけたりすることは、老けた印象につながります。

「たるみじわ」にはヒアルロン酸注入治療

医療用のヒアルロン酸を注入して、しわの溝を埋めたり、加齢により萎縮してしまった部位にボリュームを足したりして、加齢によるしわを改善する治療法です。
気になるほうれい線などに直接治療を行う方法と、当科のメカニズムに沿って全体的に注入を行うトータルフェイシャルトリートメント治療があります。診察のうえ、ご希望に沿う治療法をおすすめいたします。

頬の下部のたるみなど、皮膚や脂肪、筋膜が萎縮してゆるんでいる方には、HIFU(ハイフ)治療とのコンビネーション治療がおすすめです。  HIFU(ハイフ)治療のページはこちら

ヒアルロン酸の持続期間

ヒアルロン酸は徐々に吸収されていきますので、吸収されないタイプの製剤と違い、その時その時のお顔の状態にあわせて治療することができることが長所です。
一般的なヒアルロン酸の持続期間はおよそ6ヶ月~1年です。厚生労働省の承認を得たヒアルロン酸製剤のなかには、18-24ヶ月と長期にわたり効果が期待できる製剤もあります。

当院が使用しているヒアルロン酸

アラガン社製のヒアルロン酸は厚生労働省の製造販売承認を取得しています。当院では、ジュビダームビスタボリューマXC、ジュビダームビスタボリフトXCを使用しています。
スイスのテオキサン社は世界3大ヒアルロン酸メーカーのひとつです。同社のヒアルロン酸は日本の製造販売承認は取得しておりませんが、当院が使用するRHA3はアメリカ食品医薬品局(FDA)の承認を取得し、リデンシティーⅡは欧州のCEマークを取得しています。

肌の乾燥や小じわの改善

ボライト注入治療

ボライト注入治療は、厚生労働省による承認を受けたヒアルロン酸製剤である「ジュビダームビスタ®ボライトXC」を注入する治療です。
ヒアルロン酸注射と聞くと、上記にあるようなしわ・たるみの治療をイメージする方が多いと思いますが、ボライト注入治療は、肌質(潤い、ハリ、小じわ)の改善を目的とした治療法です。
肌の乾燥が気になる方や、肌のハリを改善して自然な美肌を求める方におすすめいたします。
ボライト注射の持続期間は、保水性の改善が約9ヶ月、そして小じわの改善が約4ヶ月です。ボライト注射による肌への水分補給は時間とともに上昇し、約4ヶ月後にピークになります。皮膚の潤いと治療の満足度についての調査では治療後9ヶ月までは改善が認められたことが報告されています。
施術前に麻酔のクリームを使用して表面麻酔下に行います。皮膚の下に細かく注入します。施術時間は使用する本数によりますが、およそ30分です。細い針を使用しますが、従来のヒアルロン酸と同様に1~2週間ほどの内出血をきたす場合があります。

適応部位と量の目安
両頬 2本
前額 1本
頸部 1~2本