ニキビ・ニキビあと 福井市の佐藤整形形成外科・美容医療|白ニキビ 黒ニキビ など

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ニキビ・ニキビあと

ニキビとは

ニキビは、肉眼的に見えない状態で毛穴のなかに角栓を認める微小面皰という状態から始まります。その後、目に見える状態になり、白ニキビや黒ニキビになります。そして、炎症を起こすと赤ニキビなります。さらに炎症が悪化すると、角質や毛が皮膚のなかに流出し、嚢腫やニキビあとが生じます。

皮脂腺が大きく、毛穴が詰まりやすい顔、胸、背中に好発します。ニキビは一般的には思春期に発症しますが、成人になってもストレスやホルモンの影響によりニキビが生じる場合があります。

治療について

ニキビの治療につきましては、ニキビの種類と重症度を判断し、まずは保険の治療を行います。しかし、保険の治療では改善が得られない場合に、ケミカルピーリングやスピロノラクトンの内服薬を用います。

ケミカルピーリング

グリコール酸などの薬品を皮膚の表面に塗布します。これにより古くなった角質や毛穴に詰まっている老廃物などを溶かして除去する施術になります。肌の新陳代謝サイクルを正常にする特徴があり、ニキビはもちろん、シミ、毛穴の黒ずみ、くすみなどを改善します。
薬剤を塗布して間もなくは、ヒリヒリした感触を覚えますが、これは古い角質が剥がれている証拠でもあります。なお施術中は肌を冷却するなどして痛みを軽減していきます。また施術後のアフターケアをしっかり行うことで、こうした感覚はだんだん治まっていきます。一般的に施術は数回行っていきます。

スピロノラクトン

高血圧の患者様に用いられてきた薬です。エストロゲン様の作用に加え、脂腺の働きを促進する男性ホルモンの働きを抑える効果もあることからニキビの治療に使用されています。副作用については、ホルモンに作用するため、生理不順が現れる場合があります。エストロゲン様の作用があるため、スピロノラクトン治療は男性に対しては行いません。

ニキビあとの治療

炎症を起こしているニキビの8.2%が3ヶ月以内にアイスピック状のニキビあとになるという報告があります。このようにニキビがクレーターのように萎縮した「ニキビあと」として残った場合、当院では患者様の症状をよく確認したうえで、炭酸ガスフラクショナルレーザー治療もしくは、ジェネシスケミカルピーリングを行います。