AGA 男性の薄毛でお悩みなら 福井市の佐藤整形形成外科・美容医療|ザガーロ など

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男性の薄毛

日本の成人男性の4人に1人の方が薄毛症に悩んでいると言われています。そして男性に多い脱毛症に、男性型脱毛症(AGA:Androgenetic Alopecia)があります。
AGA は、ひたいの生え際と頭頂部の毛髪が細くなり、毛髪が薄くなっていくことが特徴です。AGA は男性ホルモンの影響により、発毛サイクルが乱れるため毛髪が細く短くなります。

以下のような毛髪の悩みや症状はご相談ください(例)

  • 家族に髪の薄い人がいて、自分も薄くなるのではないかと心配だ。
  • 抜け毛が気になる。
  • 10代後半から毛髪が抜け始め、髪が薄くなってきた。
  • 額(ひたい)の生え際が後退してきた。
  • 頭頂部の髪の毛が薄くなってきた。
  • 細くて短い髪の毛が多くなり、髪のハリやコシが無くなった。 など

治療について

当院では、内服薬、外用薬、頭皮に直接薬剤を注射する注入治療を行っています。

内服治療

ミノキシジル内服治療を主に行っております。ミノキシジルは海外で高血圧の薬として開発されましたが、増毛効果が注目され、発毛治療薬として使⽤されるようになりました。本治療では、ミノキシジルに加えてAGA の原因物質であるジヒドロステロンの産生を抑える成分もあわせて使用します。
年齢や持病により内服ができない方には、頭皮に直接薬剤を注入するヘアフィラー治療を行っております。

ミノキシジルの副作用

  • 多毛症
  • 顔のむくみ(まぶた)
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 低血圧
  • 動悸
  • 不整脈
  • 肝腎検査異常
  • 皮膚のかゆみ
  • 炎症
  • 発赤
  • 初期脱毛(はじめの一ヶ月ほど抜け毛が増える場合があります。)

ヘアフィラーとは

髪の再成長や頭皮の再構築のために開発されたペプチド化合物を含む薬剤を2週間毎に4回注入します。薬剤効果は2週間続き、個人差もありますが、8週間ほどで効果が現れると報告されています。

ヘアフィラー治療の副作用

  • 内出血
  • 痛み
  • 薬剤アレルギー(注入剤もしくは麻酔薬など)

ほかにも、厚生労働省の承認を受けたAGA治療薬「デュタステリド」の内服治療を行っております。外用治療としては、機能性ペプチドを使用したペロバームローションを用いた治療を行っております。

デュタステリドとは

デュタステリドは、当初は前立腺肥大症の治療に使用されていました。その後、薄毛の治療(AGA)にも効果があることが確認され、先発品であるザガーロが2015年に厚生労働省から認可を受けました。
当院では、ザガーロの後発品となるデュタステリド錠を処方しております。服用方法は1日に1回内服いただきます。
デュタステリドはフィナステリドと同様に、ジヒドロテストステロンという物質の生成を阻害し、これが発毛を促進します。実際に、発毛効果はフィナステリドと比較して約1.6倍と報告されています。
したがって、プロペシアの使用で満足な結果を得られなかった方も、デュタステリドに切り替えることで改善の可能性が見込めます。

デュタステリドの副作用

  • 男性のみ使用可能で、女性の内服は禁忌とされています。
  • 男性機能低下
  • 肝機能障害
    (まれにみられます。定期的に検査を行い異常がみられた場合には中止します。)
  • 前立腺癌のマーカー(PSA)の低値
    (内服中は、前立腺癌のマーカーであるPSAの値が低く測定されます。検査を受ける際には医師に内服している旨をお伝えください。)
  • 献血はデュタステリド内服中止後、半年間は避けてください。

ペロバームローションとは

頭髪の再生を促すとされる機能性ペプチドが含まれているローションです。機能性ペプチドは毛母細胞をいくつかの経路から刺激していき、頭皮の血流を良くしたり毛包を活性化させるなどの効果が期待できます。使用方法としては生え際から頭頂部に5~6回プッシュして、軽く頭皮になじませるようにマッサージをしていきます。毎日、乾いた頭皮に向けて朝晩2回行うようにします。AGAだけでなく女性の男性型脱毛症(FAGA)にも効果があると言われています。なお、副作用については現在のところ報告はありません。なお効果を実感するには最低でも2~3ヵ月が必要です。